看護学生さんたちの緩和研修会に、ボランティアの私にも声がかかりました。
講演:
ひとがひとを看る ~ いのちの傍で ~
石垣靖子 先生が緩和ケアの役割やその真髄を看護学生向けに、お話になります。
人(ナース)として、人(患者)と関わる・・・尊重と敬意を持って接っる・・・
「あなたは大切な人です」このメッセージを確実に伝える。
心を閉ざす患者にいろいろな試みを以っても、ドアの中へ入れてもらえない、なすすべもなく・・・
それがひょっとした事で、ウェルカムに。歌・花や食べ物、または小説のひとシーン等々
その変化を感じ取り、代弁できるのはナースの役割
私には少し難しい医療的な事柄もたくさんありましたが、先生の話そうとされている大切な部分は伝わってきます。
Humannitude ユマニチュード、英語ではヒューマンニズムでしょうか?
これは緩和ケアのボランティアとしては、とっても重要な言葉です。
改めて、勉強しなおします。
実は石垣先生のご講演に参加したのは3回目。
いつも感心させられるのは、そのお姿。
小柄なお体ですが、背すじが真っすぐ、センスの良い着こなし
2時間近くお話になっても声が朗々として素敵です。
先ず、司会者(緩和ケア担当医)が石垣靖子先生のプロフィルをご紹介しようとされたのですが…「もっとシンプルでいいわよ。」
たぶん?先生はそんなことを長々として、大事な講演の時間が少しでも短くならない様にでしょうか?
余談ですが、司会をされている担当医も素晴らしい方です。
こんなに心のこもった医療をされている医師がおられる!と感動しています。
ボランティアをしていて、遠巻きに拝見しています。
私も高齢者(言いたくないですが)、いつまでボランティアができるか分かりませんが、
もう少し続けさせてください。一年くらいは