金曜日は緩和ケア病棟のボランティア(V)。
患者さんやご家族さんたちのお話し相手をしています。
今日、Vエプロンを着けていますと、看護師さんから
「午後5時半からAさん(先日お亡くなりになった患者さん)を偲んでの会議に出てくれません?」
突然の申し出に、驚きながらも了承しました。
というのは、Vが医療スタッフなどの会議に参加するのは、稀?私は初めてです。他病院で20年以上活動していますが・・・・
実はAさんとお話しできたのは先週金曜。
その話の中で、彼女には心から話せる人が居ない、と分かりました。
最期の時まで、少しでも彼女の傍にいたいと思い、活動日ではない月曜に伺いました。
Vが出過ぎたことをしてはいけないと思いつつ・・・
Aさんはかなり弱っているご様子(でも、でも、あと1カ月は…)でしたが、
待っていたかのように笑顔で「嬉しい、会いたかった!」
お子さんたち(成人していますが、トラブルあり)やご自身のことをゆっくり話されます。
会議では担当の看護師さん2名が、Aさんの心を開こう・気持ちを軽くしたい・心残りを解決したい 昨年11月?くらいから試行錯誤。また周りのスタッフ、心理士さんやリハビリ士、もちろん医師が先頭となって奮闘されていたのです。
報告の間も涙が止まらず、嗚咽で顔もクシャクシャ
私が思い切って月曜日に、Vとしてではなく友人としてお見舞いに行ったとき、ナーススティションでは~ 奇跡が起こったと私を歓迎されていたそうな??どうして? が、納得。
また、それと同時に、医師・看護師・スタッフが一丸となって患者さんに誠心誠意でサポートされているのがよく分かりました。心に深く染み入ります。この場にVの私も同席させてくださった皆さんに感謝。
Aさん、あなたは最期まで母親として、人として立派に生き抜かれました。
これからは、少し前に急死されたご主人様と天国からお子様たちを見守ってあげてください。
あなたが私に下さった、大切な時間や共有した思いを私は決して忘れません。
どうぞ、安らかに!