緩和病棟のディルームに雛壇が、冬の日差しを背にお出ましになっています。
もうすぐ春
患者さんやご家族さんたちたちがフッと季節に気付きます。
お雛様たちは最期を迎える人、それを支える人たちを穏やかな表情で受け入れてくださっているようです。
私はボランティア、1週間に3時間の活動。
して差し上げることは、ほんの僅かです。それどころか、学ぶことのほうが多いのです。
家族に感謝、医療スタッフに感謝、今まで生かされてきた社会に感謝。
私もそんな風に最期を迎えたい、と願って活動しています。