特別講座(自由の泉大学)
かねてより友人の薦めで、藤原ていさん「流れる星は生きている」を読み考えさせられていました。
迷わず、この講座を受講。
終戦間近に教師(住職)として家族で満洲へ。あらすじはHPをご覧くださいね。
特に印象に残った言葉
・じゃがいもは ゆっくり ゆっくり 食べるんだぞ
何回かジャガイモを食べるシーンでの慈昭がいつも言います
また、食料も尽きて遺体を埋めるときに見つけたジャガイモに舌鼓
・騙すものと騙されるものがそろってこそ戦争は起きる
シベリアから帰ってから、満洲での教え子と再会した時に言います
命からがらの極限状態の中で大勢の人が亡くなりました。
一般の国民が、騙すもの(加害者)騙されるもの(被害者)となる
・夕日は美しい、誰のものでもない、戦争しても夕日は手に入らない・・・ 慈昭
中国の夕日も美しい、夕日は夕日を美しいと感じる人のものだよ ・・・ 長女の冬子
50年近くたって、やっと再会した時に二人で夕日を見ながら
戦後72年経ちましたが、
忘れてはいけないことを伝えていきましょう。
それと同時に現在の問題も
愛する自分の国から逃れる難民
世界では戦争が今も起こっています。
どうして?人間は犯した過ちから学ばないのでしょうか。
♪ 遠き山に日は落ちて ~ 今も聞えてきます、平和の鐘の音が