堺 自由の泉大学の講演に参加
国連UNHCR協会
広報委員 武村貴世子さんのお話です。
ご自身がこの活動に入った経過、そしてミュージシャンのSUGIZOとヨルダンのアズラック難民キャンプ、ザータリ難民キャンプを訪問されたことなど。
ヨルダンで生活をしているシリア難民のうち、難民キャンプで暮らしているのは、約2割で、8割の方は、都市でアパートなどを借りて生活をしています。
都市で生活している難民たちは、周りから疎外されないようにひっそりと暮らしています。子どもたちも委縮しきっています。
そのような環境での住まいを訪れました。
シリアでアラビア語の先生をされている、バーセムさんのウード(地物の楽器)とSUGIZOさんのヴィオアリンのセッションが始まりました。
すると、お二人とも言葉が通じなくても音楽で心が通い合い、友人になってしまいました。
難民キャンプではちょっとした町になっていて、物資が少ない中でマーケットもあります。ここでは子どもたちの笑顔が絶えません。中学までの教育が受けれるそうです。
キャンプでもSUGIZOさんの演奏に合わせてみんなで歌いました。
♪ アラブの国歌(タイトルは?)
♪ 見上げてごらん夜の星を etc.
言葉が通じなくて歌で笑顔になりました。
お話の中で特に印象に残っていますのは、
難民の方たちが言われた
「まさか自分が難民になるとは思ってもいなかった」
「自分の国をあきらめる辛さ」
「日本から難民を絶対に出さないでください!」
そして、日本の印象としてイロイロありますが、
「70年間戦争していない国」
そうなんですよ、ね。インフラ・教育・医療・福祉が整っているのが、当たり前。
平和の大切さをあらためて学びました。
私の端折ったご報告では申し訳ないので、武村貴世子さんのHPをご覧になってくださいませんか。