ホスピス財団、日本V協会共催で開催された講演会に参加しました。
演題 「寄りそうって?~聴くこと 語ることの本当の意味~」
講師 佐藤泰子氏(京都看護大学など嘱託講師)
客席から勢いよく駆け上ってのご登場。
初っ端からこれぞ!関西人と言わんばかりの掛け合いに圧倒されながら、いつものホスピス研修会とはチト違う、と思いつつこのペースに引き込まれていくのが心地よかったのです。
Q 人は何を使って考えますか?
A 心の中 ・ 脳 ・ 書いて・・・ 最後にお若い方が 「ことば」
「ことば」は思考 → 話す 人と人は「ことば」で繋がっている?
だんだんと難しくなってきます。
苦しい現実(がん宣告など)を受け入れたくない → 語ることによって拒否していた事柄を少しずつ変更していく → 思いは前向きに
ナカナカ理解しがたいですが、何となくそうかもしれない、そうなんだ…
参加者の一人と向きあうバランスを実践
寄りそって聴くことで、
患者さんが思いを動かしていく
とにかく時間が押しているので、37倍速でいきま~す。
~いやいやついて行かれないよ~
何なに・・・・寄りそうって?
聴いてもらう(話すことで)= 気持ちを開放する
バランスよく向きあう 弱者<=>強者(思いやりでバランスを保つ)
私たちの場合の強者とはボランティアのことでしょか?
誰だって強者にも弱者にも成り得るので、バランスよくできるのでしょうか?
細かいことはいいや、自然体でいきましょう。
最後に
「あなたは逝く時に大切な物を七つ持って行くとしたら、何を持って行きますか?」
「そして、一つずつ離して行き最後に一つ残すとしたら、何を残しますか?」
若い学生さんの中にはスマホ、と。最期まで大切な人と繋がっていたいから。
でもこれは年かさのいった私も?同感。
佐藤先生のお話しぶりはテンポも良く楽しいのですが、内容が実に深い。
そして寄りそうことの難しさを再認識したのです。
私の課題となりました。