日本病院ボランティア(V)協会主催の研修会に参加しました。
講師はこの協会の前理事長で病院V歴40年近くの大大先輩です。
社会情勢の変化に伴い、病院運営もそれに沿わなくては経営が成り立たなくなりました。それはVとても同じことです。今までVが担当していたことを仕事として職員がしたり、活動内容も大きく変わろうとしています。
Vと病院職員との領域は明確にし、決して対立してはいけません。無給、有給に関わらず患者さんへの優しさを第一に考えましょう。患者さんにとってより良いことならば、活動制限も良しと受け入れましょうか。
しかしながら、Vの入り込む隙?はどこにでもあります。なぜならば、Vは患者さん目線で自分の時間を好きなだけ寄り添うことができます。これはかなりの強みです。
かくいう私のグループの病院でも、新病院移転の機にVは余儀なく従来の外来活動から撤退さされようとしています。
その代り?とでもいうのでしょうか、患者情報室でのサポートやがんセンターの手仕事などを要請されています。
今日の研修会はそういった病院Vの過渡期に、改めて「病院Vを考えてなおしてみましょう」は有意義でありました。