私たち、病院ボランティア(V)にとって、日野原重明名誉院長直属のVグループで活動されている聖路加国際病院Vさんはとてもうらやましい限りです。医療スタッフと肩を並べての活動は責任も伴いますが、やりがいがあります。
聖路加のVさんは各曜日30ヶ所(活動メニュー)、60人が午前・午後 個々に活動、例えばクレーム受付・手術控え室、リハビリ室、患者情報室などなど、すべてお一人です。
病院スタッフからこれだけ信頼されているのです。Vのクオリティの高さが窺われます。定期的な研修会・音楽会などに参加してVの精神的なクオリティ管理もVグループでマネージメントしています。それにしても、350名のVを束ねていらっしゃる代表さんの凄さにも感服。
今日は緩和ケア―のクリスマス会にもチョコッと参加。Vさんの出し物は南京玉簾、患者さんにとても受けていましたよ。看護師さんやチャプレンさんも被り物ではしゃいでいます。
旧館の1階にあるモニュメントはイエス・キリストの生誕風景。今ちょうど、「賢者の贈り物」英訳版を読んでいて、これだぁ!パチリ
このキリスト教の精神が創立者、Dr.トイスラーの歴史そのもの。記念館にて資料などを拝見しながら説明をお聞きしました。
病院設立後も火災、戦災にあうたびに寄付を募り再建。ロックフェラー財団などからの援助です。日本の看護教育や医療水準の向上にも貢献されています。
また、先日テレビでロシア戦時中に800人もの子供たちを船で疎開させたチームリーダーでもいらした、トイスラー氏はその行動力、決断力で子供たちをお救いなられました。この愛の力、お心が聖路加のVさんたちが誇りを持って活動される所以でしょうか。