第1日目 | 11/13 | 関西空港 AF 12:15発 ⇒ パリ 17:00着 |
第2日目 | 11/14 | 半日市内観光ツアー オルセー美術館 個展墨絵(Kei)オープニングパーティ |
第3日目 | 11/15 |
ルーブル美術館 オペラ座Gツアー St.チャペル(コンサート) |
第4日目 | 11/16 | マルシェ(バスチュール) オランジュエリー美術館 中世美術館(クルニュー) |
第5日目 | 11/17 | フォンテーヌブロー城・バルビゾン美術館・国立近代美術館 |
第6日目 | 11/18 | 市立病院(シテ島)・サンロック教会(ミニコンサート)・マンテパルナスタワー |
第7日目 | 11/19 |
パリ 13:35発 ↘ 11/20 関西空港着 9:40 |
1日目
シャルルドゴールへ予定より早く到着。
ところが荷物がナカナカ出てこず、皆さんイライラ。私はいつも冷めていて?諦め?待ってやろうじゃないか、と腕を組んでいます。
そうこうしているうちに、AF0291の番。ピックアップするなりタクシ乗り場へ急ぎました。タクシー ⇒ に従って進みますと、黒人のドライバーがこちらへと私のスーツケースをトランクへ入れました。何となく不審な気がしましたが、空港の乗り場からですので大丈夫でしょう、と座席へ。
少し渋滞していましたが、40分くらいでホテル近くまでやってきました。
ドライバーが「レシート要る?」で、「できたらください」
見たら何と€120 「チョッと高すぎるでしょう!」と、思わず怒っていました。すると澄ました顔で「渋滞だし、ここはパリ」
…でも私のポケットには小銭も合わせて€82 ユーロしか入っていません…カバンの中には€400がありますが。
ホテル玄関で「さっき空港へ着いたばかり、キャッシュが €82 しかないの。明日の朝なら何とかなるから取りに来て」
それっきり!当然でしょう、普通は€50〜60くらいですから。
到着するなりパリの洗礼を受けたようです。
2日目
半日市内観光(My Bus)で最初にサクレクール寺院とモンテンルパへ。10年前に友人と来ていますが、今回はガイドツアーですので分かりやすくよかったです。
寺院を出たら、噂とおりミサンガ売りがゾロゾロ。手をコートに入れてサッサと歩きました。若い女性がやられたようです。どうして観光大国フランスの政府は対策をとらないのでしょうか。いつもスリや物売りに気を張って歩くので肩が凝ります。
もっとも私の場合は若くもなく、お金持ちそうでもないので無視されているのでしょうか。いろんな国に旅していますが、今までのところ無事です。
午後はツーリストインフォーメーションにて予約していた美術館、オルセー・オランジェリーやオペラ座Gツアーやカルネを受取りました。
そこからオルセー美術館へ。チケット売り場の長い行列を横目で見ながら入場。最上階へ行って、ランチをしました。混み合っていましたが、前の女性と同席で少しの待ち時間ですみました。
印象派の作品が多く展示されているので、私にはなじみやすい美術館です。でも人がいっぱい。先週テレビで紹介されたフェリックス・ヴォロットンの「ボール」は見つけられず。
一度ホテルへ戻り、服を着替えてセーヌ通りにあるギャラリーへBus95 に乗って向かいました。飛行機の中で知り合った水墨画家の女性Kei さんに個展オープニングパーティへ招かれました。洋画を学んだ経験から、和の中に洋が見え隠れの何とも言えない世界に惹きこまれました。同い年の彼女、60過ぎてから趣味から仕事へとなり益々の創作意欲が湧きあがってくるそうです。素晴らしい人に出会いました。
3日目
午前はルーブルとノートルダム寺院のGツアー。Emitraですが、ガイドさんがエクサレント!お薦め。
9時前には一般入口には長蛇の列、私たちはグループ用入口からスイスイです。ツアーにして正解。ガイドさんの説明にグイグイと引き込まれていきました。
もう一度パリに来たときにゆっくり見ましょう。歴史もシッカリ勉強してきましょうか。
カトリック総本山:ノートルダム寺院の前に立って、壮麗なファサードを見上げているとガイドさんが「シテ島はパリ発祥の地と言われています。」
ところで、その歴史あるシテ島に架かる橋に恋人たちが永遠の愛を誓って鍵(錠前)をかけます。あまりにも多くの鍵の重さで欄干が落ちたそうな。むかし、昔の人たちはビックリしたでしょうか?それとも恋人たちの愛を歓迎したのでしょうか?
午後からオペラ座ガルニエのGツアーに参加。ファントム様の大ファンの私には見逃せません。ミステリアスな雰囲気に包まれた階段、3階に上りますと例の指定席5番が。テラスから見るオペラ通り。最後にグループのお土産にピンクシューズのキーホルダーを6つゲット。
4日目
朝食を済ましバスチュールのマルシェへ。オペラ座から地下鉄M8に乗車。
私は地下鉄初心者、降りそこないように指折り駅の数えていましたら、バーンとサクソフォン、クラリネット、女性がトランペットで演奏。パリ人は慣れているのか、チラッと見ているだけ。一駅すぎると、お金を集めに来ました。缶に入れる人、知らん顔の人。私は€1だけ。
あいにくの雨。地下鉄を上るとマルシェの横断幕が見えました。
新鮮な魚・野菜・果物・出来立てのパン・手作りチーズetc.どれもみな美味しそう。顔なじみの人たちはBonjour ! とハグ。
私は果物を少々、野菜不足解消に。主婦ですから見てるだけでも楽しくなります。
バスチュールから地下鉄M1に乗ってオランジュエリー美術館があるコンコルドへ。
温室だった美術館はチュイルリー公園の端にあります。
オルセーは旧駅校舎、ルーブルは旧宮殿を利用しています。地震大国の日本と違って遥か大昔の建造物も現在の中に融合しています。
さて、モネの大作を拝見。10年前にジベルニーを訪問した時の光景に再び出会えました。こじんまりとしてホッとする美術館です。
今日のランチはオペラ通りから一筋は入ったSANUKIYAさんで。ネットで調べていたのですぐに見つかりました。18時まではランチメニューでお好みのうどん+€5(鶏牛蒡ごはん、だし巻き卵、鶏の竜田揚げ)13時過ぎですがズラーッと並んでいました。お腹がキューッとなりましたが我慢、我慢。きつねうどんが€11(約1,500円)ですので結構なお値段です。が、大阪の味がそのまま。
遅い昼食後、クルニュー(中世美術館)へ Bus21で。カルチェ・ラタン、ソルボンヌ大学付近にあります。以前に日本で一角獣のタペストリーを見たことがあります。そんなタペストリーがいっぱい展示されていました。ローマ時代の遺跡なども利用して趣のある建物です。子どもさんも沢山見に来ていました。
5日目
バルビゾン美術館への交通便が悪く、MyBusのツアーに参加しました。
ミレーやルソーがパリから逃れ自然が豊かなこの村へ移住したそうな。村全体が美術館のよう。
天皇陛下も来られた美術館、でも中はゴチャゴチャしています。村通りの所どころに飾ってあるモザイクの絵を見ている方が私は好きです。
ベルサイユ宮殿ができるまではこのフォンテーヌブロー城が君主のお住まいだったそうです。世界遺産に登録。
ガイドさんが効率よく案内して下ったので、何となく大事なところだけは見れたようです。
ベルサイユとはまた違った当時の華やかさが伺えます。
帰りに水墨画家 Kei さんのギャラリーを覘きに行きました。そしたら今からポンピドーセンターの中にある近代美術館へ行くので、一緒に行かない?行く、行く、と二つ返事。彼女の作品を見る目が岡本太郎さんと同じ。私も彼女も主婦ですが、やはり違います。作品を見るより彼女の表情の方が面白かったです。失礼かなぁ?
6日目
パリの街をブラついていますと、時折シェルターのような公衆トイレにお目にかかります。聞くところによりますと、コインを投入し中に入って用をすますと設置してあるボタンを押すらしい。トイレを丸ごとウォッシング。試したかったのですが、もし出てこれなかったらどうしよう…不安がよぎりギブアップ。
12:30〜サンロック教会でミニコンサートがあるらしいので寄ってみました。オルガン、と思っていたら何だかオペラ仕立ての宗教ミュージカルのようなものでした。
13:30に水墨画家Kei さんとランチのお約束。コンコルド広場の観覧車の下で待ち合わせです。どこでランチしようかと迷った挙句、雑誌に載っていたモンパルナスタワー56階のフレンチレストランへ行きました。地下鉄M12で10分くらい。
レストラン;Le Ciel de Pariskara の展望は最高!ゆっくりお話ししながら、眺めを楽しみながら美味しいお料理を堪能。帰国してからの再会を誓いギャラリー近くのセーヌ川沿いでお別れ。
7日目
朝食の時にタクシーを頼んでおきました。
9:30にチェックアウト。ドライバーは韓国系の方でした。コンコルドからシャンデリディ通りを抜けていきます。いきな計らいです。今回はパリのリマーカブルなこの通りを歩きませんでしたので、パリ最後にここを見れるとはラッキーでした。
高速へ入りますといつの間にか空港へ。初日のタクシー代ボッタクリに怒っていたので、幾らになるか不安でした。が、€56.7 の請求にホッと。+€10をお渡ししました。「チップをたくさんいただいてありがとう!」「こちらこそ、ありがとう。朝のシャンデリーディは素敵でした。」
また、来ましょうか パリへ