JRWの連続講座:高木 慶子 氏
上智大学特任教授、上智大学グリーフケア研究所所長、「生と死を考える会全国協議会」会長など
シスター高木は終末期の患者さんやそのご家族、大災害や大事故で悲嘆にくれる人々のケアに携われてこられました。
「いのち」とはを分かりやすく表現するのに、幼いM子ちゃんのお母さんが病院で逝ってしまった直後、その現実を挙げられました。目を閉じたまま。開いてくれなかった目、その「いのち」が亡くなった。魂ではなく…
「いのち」は「愛する力」を事例をもってお話されました。
・東日本大震災でご家族6人と弟家族を一度に亡くされ、大きな大きな喪失感に
包まれていた。一年後に日本中を巡礼の旅に出られました。
それが亡くられた方への法要 …
「愛する力」はたった一人残された人の「いのち」を活かしていきます。
・自由奔放に生き、財産を使い果たし若くして逝ってしまったご主人を愛し通した
自称、梅干ばばあ さんの生きざまはお見事!これも「愛する力」です。
それにしてもシスター高木は何とやさしい、美しいお声でしょうか。
このお声と温かい眼差しに包まれたらとても幸せな気持ちになります。
お話は感動!です。シスター高木も大好きです。
が、それでも分からないのは、「命がなくなれば魂もなくなる」と思っている私が居るのです。変でしょうか?