今から50数年以上前に、日本に病院ボランティアを取り入れるきっかけになった病院がこのマウント・オーバン病院です。ボストンにある かの有名なハーバード大学からバスで10分くらいです。
エントランスから奥のフロアーに入っていきますと、鮮やかなピンクの上着のボランティアさんが立っていました。患者さんを見るやさしい眼差し、キビキビとした対応、溌剌とした歩き方にハッとするほどの美しさが感じられます。
ボランティアルームで少しお話を伺いました。100年以上の歴史があります。メンバーもかなり多く、活動メニューも多様化されているようです。毎年5月にボランティアのみなさんのランチ会…日本でいう総会?…が開催されます。
ユニフォーム姿の写真をお願いしましたら、やんわりと笑顔で毅然とお断り… アポなしで突然の訪問、コーディネターさんが出張中でしたので当然のこと。明後日なら戻って来られるので何とかします、と言ってくださったのですが、滞在は明日までですので…残念ながら諦めました。
少なくとも「日本の病院ボランティアのルーツを自分の目で」は、叶ったのです。
帰国後は活動病院で、このMt.オーバンWalkをしては自笑しています。