ロンドンのイーストエンドにある“リチャードハウスこどもホスピス”を訪問。
当日は地元のサッカーチーム;ウエストハムの選手たちが慰問に来られていました。10年以上もスポンサーをされているそうです。そんなお忙しい中、ボランティア担当のアレックス・サウス局長が施設内を案内してくださいました。
庭の一角にはモニュメントがあり、その下にはたくさんの小石が敷き詰められています。一つ一つの小石に亡くなられたお子さまの名前が刻まれています。いつまでもみんなの心の中にいます、と祈るようにお話されていました。
入院は8病床、2家族が宿泊できます。基本的に在宅医療で、入院期間は21日が限度。退院後はデイケアで通います。英国では
こどもホスピスが各地域にありますが、だいたいこんな感じです。
運営は慈善団体からの寄付に頼っていますので、ここでもセント・トーマス病院と同じく基金活動が重要視されています。リチャードハウスでも約200人のボランティアさんが登録されていますが、ショップでの活動が主です。
日本ではイベントとしてバザー売上げを寄付とすることもありますが、運営にまで影響することはありえないのです。税金はいずこへ?政策は?英国人のみなさんが納得されていることに、口出しはいたしませんが…