ニース・マルセイユ 旅程
第1日目 | 3/30 | 関西空港 KLM 10:30発 ⇒ アムステルダム 経由 ニース 16:40着 |
第2日目 | 3/31 | ニース 市内観光ツアー フィギュア―スケート世界大会 |
第3日目 | 4/01 | ニース・モナコ マルシェ:リベラション モナコ・エズ村 |
第4日目 | 4/02 | ニース マティス美術館 Petittrain Monasera |
第5日目 | 4/03 | ニース バンス ロザリオ礼拝堂 |
第6日目 | 4/04 | マルセイユ ニース駅SNCF ⇒ マルセイユ Walkingaroud |
第7日目 | 4/05 | マルセイユ サンローラン教会・ノートルダム大聖堂・ロンシャン宮etc. |
第8日目 | 4/06 |
マルセイユ空港 AF 9:25発 ⇒ CDG乗継 4/07 関西空港着 8:25 |
1日目
KLM で 関西空港 → シャルルドゴール → ニース
今回は ニース到着が18:40 のフライトを選択して、往きは KLM 帰りは AirFranceに。スキポールは乗継がスムースですので、1時間でも大丈夫です。空港からはタクシーで薄暗いうちにホテルへたどり着きました。
2日目
午前中は現地のガイドツアーに参加。集合場所に行きますと、参加者は私一人とのことで「時間内ならお好きなところへご案内します」と。それならと、スケジュールにあったシャガール美術館には少し長めに時間をとって、コートダジュールと言えば天使の湾へ、後は旧市街地で降りて解散と気ままなツアーになりました。
シャガール美術館で休憩をしていましたら、スタッフがカーテンを太陽の傾きにあせて微妙に動かしていました。どうして?「当美術館建設にはシャガールも関わりました。この光の動きを大事にしています」やはり、後期印象派の神髄でしょうか。私には難しいことはよく分かりませんが、コンサートホールのステンドグラスに感動、フリーズ状態。いつ日にか、また来ようと誓いました。
夜は「フィギァースケート世界大会・女子」を観に行きました。夕食は早めに済まして、トラムに乗って会場;Paris des Exposition へ。お隣の席は中国の学生さん、Fスケートの大ファンで私より日本選手たちをよく知っています。各選手の選んだ曲のウンチクにもな〜るほど、と頷きすっかり息があってしまいました。ささやかな日中友好になったでしょうか。
ところで、この会では日本選手の成績はサッパリ、肝心の浅田選手も元気がなく…でも前に座っている女性グループはリヨン(転勤先)から横断幕をもって駆けつけ、応援は盛大でした。
3日目
朝食抜きで、マルシェ;リベラションへ。
ホテルの前をトラムが走っていますので、ニースでは毎日のように利用しました。このトラム乗ってみて思わず笑ってしまいました。女性アナウンスの囁くように“リベラション!”甘い声に男性はみなウットリです。
ここのマルシェは地元の方が多いようです。野菜、魚、肉でいっぱいになったカートを押した老カップルによく出会います。私は惣菜屋さんでサラダ、ハム、エビ、パン屋さんで焼き立てのクロワッサンとコーヒを買いました。マルシェの奥に公園があり、ベンチに座って食べている人がたくさんいます。私もさっそくお仲間入り。
午後からは〝モナコ・エズ鷹巣村”ツアーに参加。女性二人ずれ、私の三人と女性のガイドさんでとても気楽です。
モナコ王国はとってもコンパクトな国、お隣のフランスとは雰囲気が違っています。日本と同様に王室があって、なんとなくおとぎの国のように思っていましたが…
駐車場から地上に出ようとエレベーターに乗ったとき、「この子たちに気をつけて!」とガイドさんが日本語で叫びました。12~15歳くらいの女の子が5人が同乗。南仏辺りではこのような可愛い女の子たちのグループの強盗が横行しているそうです。私たちは思わずバッグをたすき掛けにしていました。
ともあれ、このエレベーターを上がった付近から見える真っ青な海に魅了。マイホームページを飾るヘーッダーにしてしまいました。
4日目
いよいよ今旅のメイン、ロザリオ礼拝堂へ。
トラムでマセナ広場へ、そこから400番か94番のバスでバンスへ向かいます。トラムとバスの乗り換えが1時間半以内なら1ユーロとのこと。1時間以上乗ってもです。何だか得したような気分。バスの運転手さんに「バンスへ着いたら教えて」とお願いしておきました。海沿いを走るバスは爽快、気持ちよく目的地へ着きました。
地図を片手に道を尋ねながら、ロザリオ礼拝堂へたどり着き、アンリ・マティスの遺作のマリアさまを拝見して感無量。何てシンプル、何てお優しいお姿。私はクリスチャンではありませんが、知らない間にお祈りしていました。?年前にTVで観て以来行きたい、会ってみたいと思い続けた念願が叶いました。
5日目
11時前のTGVに乗って、30分遅れの14時にマルセーユへ到着。雨模様だし、治安がどうも??というので、タクシーでホテルへ直行、チェックイン。
ホテルの裏側にある修道院近くの創業1781年という老舗のパン屋さん;Four des Navettes へ行ってみました。なんでも毎年航海の無事を祈ってロウソクの灯りをともすイベントがあるそうです。その時のロウソクをかたどったお菓子ナビットをお土産にするためです。とりあえず数本入っているのを一袋を買ってみました。後でホテルでいただきましたが、正直不味い…お土産には不向きで諦めました。ついでにクロワッサンなども買いましたが、こちらはとても美味しかったのです。
その後は雨の中、旧市街辺りを散策。
早い目にホテルへ戻り、夕食をいただきました。マルセイユと言えば、そうです!ブイヤベース。レストランから眺める旧港も最高でした。
6日目
朝早い目にホテルを出て、対岸;パニエ地区へフェリーボート(無料)で渡りました。サン・ローラン教会、サン・ジャン要塞を素早く見学後、プチトランに乗ってみました。パニエ地区から海沿いを走りこの街のシンボル;ノートルダム・ド・ギャランド大聖堂へ。
ランチはマルセイユ在住の日本女性のお勧めのles Arcenaulx で。オー・ユイル広場から少し入ったところにあります。 13時過ぎでしたが、お店は女性客でいっぱい。運よく小さいテーブルが空いていました。ブイヤベースっぽい?スープにスズキのポワレ、サラダ+木苺のミルヒィーユ。美味しかったのです。フランスにしては珍しくコーヒーまでが。
その後、旧港をブラついていますと11,12才くらいの可愛い女の子とお母さまらしき人から道を尋ねられました。地図を持ってプチトランのスタート場所を執拗に聞きます。ふと気が付くとジャケット下のポシェットのファスナーが開いています。私は女の子の耳元で I'd like you to leave out of here!と囁きました。通じたのかどうか?スーッと去っていきました。危うくセーフ!